「ジュプトル、昔のわたしはあなたと一緒に覚悟していたと思う。

未来を救うためなら消えてもいいと。

でも今は違うわ。

わたし、今はヒコのパートナーなの。

わかるでしょ?

ヒコは無邪気で冒険が大好きなやんちゃな子だけど、とても打たれ弱いの。

いじめられたり苦難があるとすぐ落ち込んじゃうの。

すぐ泣いちゃうの。

だからわたしがそばにいないとダメなの。

わたし、ヒコのそばにいてあげたいの。

未来は救いたい…でも、わたし、消えたくない。ヒコのそばから離れたくない」


「…わかってるつもりだ、お嬢」



―――かつて、彼女に一番に思われていたのは自分であったはずなのに。







Chapter19でのジュプトルには泣かされましたMAJIDE。何でジュプトルってばあそこまでいいセリフばっか生み出すんだろう
かつて最高のパートナーとお互い思いあったはずなのに、記憶を失ったとはいえ主人公はすでに違うパートナーを見つけてて更にいい関係になってて…
それに対する嫉妬も全く見せない、本当いい男ですよね