【Chapter14.未来世界へ*前編】
マージーカーヨー……このタイトル(笑)いまいち信じられなかったけどやっぱり未来へ行っちゃったのかー…
(……ううっ…… ……何処だろう ここは……。……確か……引きずられて……。 ……だ 駄目……また意識が……。)
暗黒の世界です。リアルに暗黒の世界です。
そんな暗い世界でヨノワールさんが「お待たせしました。ディアルガさま……」ってオオオオオオオオォォォォィ黒幕はディアルガかーい!
「少し苦労はしましたが……ようやく……捕まえることが出来ました。」
そして暗闇の中に赤く光る目。鳴き声もグルルルルルルル……って怖イヨー
「…………。十分心得ております。歴史を変えようとする者は……消すのみ。すぐに排除します。」
何かえらいことなってるー;; ヨノワールさん…。
そしてヒコとお嬢サイド。
「……なあ。……お嬢。お嬢起きて。起きてくれよ。」というヒコの声に反応し目を開けてみると…「ここはどうやら……牢屋みたいだぜ。」とのこと。
牢屋!? 何でいきなり牢屋!?
「オイラもさっき起きたばかりでよくわかんないけど…でも……あの扉を開けようとしたけど閉まったままなんだ。他に出口はなさそうだし……オイラたちも
閉じ込められたんじゃないかな……。ううっ……。」
(ど どうなってるんだろう……一体……。閉じ込められてるって?)
何か私も頭が混乱してます(;−−)
この流れだから言っとくけど、ヨノワールさま最初からあやしいと思ってたんですよね…まさか未来から来たとは流石に思ってませんでしたけど!
お嬢の能力を聞いて笑った地点でもう確定的に怪しいと思ってましたね!
彗星のごとく現れ一気に皆の憧れの的となった実力。異常なカリスマ性。皆を信頼させる口の聞き方。もう怪しい所だらけ。いつ尻尾を出すのかと思ってましたけど!
まさか未来に連れてこられるとは流石に思いませんでしたけど!
で、こうしてもいられないので扉を調べてみます。が、やっぱり開かない。 ヒコはどうしてこうなっちゃったのかを考えます。
「あの時は確か……ヨノワールさんに捕まれて……そのまま時空ホールに引きずられていって……ええっ!?ということはもしかして……ここは……
未来の世界ってこと!?」
信じられませんよねー。私も信じられないよー。どうしてこんな所に、と思いつつ…
「ううっ……でも……この部屋もよく見ると……今までに見たことが無い作りだし……。そう考えると……やっぱりここは……未来なのかな……。」
めちゃ慌ててますねぇヒコ。
「うわぁ!お嬢!オイラたちホントに未来に来ちゃったのかも!? ううっ……参ったね……どうしよう……。もしも……もしもここが本当に未来なら……
オイラたちどうやって元の世界に帰ればいいんだろう……。」
そんなこんな言ってると扉が開きヤミラミ郡が。ああ、こいつらもヨノワールさんのグルだったんですね。てっきりジバコイルたちの手下かと思ってたんですが…
バトルか!と思えば目隠しされて何処ぞへと連れていかれる様子。
真っ暗で何もわかりませんが…… 目隠しを外されると、何故か縛られているヒコ&お嬢。何でや(笑)
無事だったんだな!と喜ぶヒコに、何処からか声が……
「フンッ!これからどうなるかもわからないのに……随分とのんきなんだな。」
お嬢の左から声が……光に照られてると、ぎゃージュプトル!!
そして彼は「オマエたち。ここが何処だか知ってるのか?」と…知るわけありませんよね。ヒコが知らないけど…と返すと、
「ここは……処刑場だ。」
ええええええええええええ!!!処刑場かよ! 勝手に未来まで連れてこられて処刑されるって何て理不尽な(笑…えない)
「ええーーーーーーっ!? しょ…処刑場だってぇーっ!?ちょっと待ってくれ。ジュプトルが処刑されるのはわかるよ?(←おい/笑)でも何でオイラたちが!
オイラたち何もしてないぞ?」
「フン!そんなのオレの知ったことか。どうせロクでもないことやっちまったんじゃないのか?」
「何だとっ!オイラたち何も悪いことはしてないぞ!アンタと一緒にしてほしくないよ!」
「どっちでもいい。そんなこと言ってる間にホラ……おでましだ。」
2匹の言い合いが何か可愛い。そして真ん中で黙ってるお嬢もいい味出してます(笑)そんなことしてる間にヤミラミ郡再登場。目がキラッと光って怖いですねぇ。
聞けば、このヤミラミたちは処刑場の執行人であり…そして…ヨノワールの手下だ。ってやっぱりヨノワールの手下ですか!
あーあーあー… そんなこと言ってる間にヨノワールさん登場。
ヤミラミたちから縛り上げましたと聞き、よろしいと答えながら…ヒコの声も届いてなさそう。3匹の処刑を始めるってオオォォォオオォオオイ!
ヤミラミたちウィイー!っておい!おい!笑
「ちょっと待ってくれ!ヨノワールさん!一体どうしちゃったの!?オイラたちどうしてこんなことに!」
「アイツに何を言ってもムダだ!それより…… ……(ここからはアイツらに聞かれないように小さな声で話せ。)」ってことで、2匹(3匹)は小さな声で話し始めます。
「……(オマエたち。もしオマエたちも生き残りたかったら……) ……(オレに協力するんだ。)」って…!
驚くヒコにジュプトルは、「……(迷ってる暇はない。このままだとここでくたばるだけだぞ。……おい!そこのオマエ!)」
お嬢指名です。
「……(教えてくれ!)……(オマエは今何が使える!?)」
(えっ?何が使えるって?そんなこといきなり聞かれても……。えーと……ど どうしよう……)
うわー何この選択。困るんだけど!(笑)とりあえず「技」を選択してみると……
「……(技か。それもいいが……)……(いや。駄目だ!)……(オレたちは縛られて身動きがとれない!)……(一瞬の隙に使えるものがいいんだ!)……
(ハデなものじゃなくもっと基本的なものはないのか?)」
って怒られました(笑)技ってハデか?まぁいいけど。そんなこと言われてもー!と杞咲も叫びつつ……「攻撃」を選んでみることに。
「……!(それだ!それでいい!)」
で、ジュプトルさんからもOKが出されました。攻撃と技ってどう違うのよ?
ヒコも攻撃ならオイラも出来るよ!、ってことで…
ここでヤミラミたちが処刑の準備が出来ましたとのこと。鋭いツメ(?)の準備が終わったのかな。最後まで油断するんじゃないぞとヨノワに言われつつ…
特にジュプトルにはってことは、何回かジュプトル処刑されそうになったことがあるのかしら?
「では……始めろ!」
ヤミラミはウイイイーーーーーーーッ!と… ←どうでもいいけど杞咲もよくこれ言います。他人と思えない。
そこでジュプトルが、
「……(よく聞いてくれ。)……(ヤミラミたちは処刑の時邪悪なツメを使う。)……(ただ そこに突破口がある!)……(ヤミラミはみだれひっかきを無差別に
繰り出す。(←想像したらすげぇこえええ)しかしその時……その攻撃が一つでもオレたちを縛っているロープにヒットすれば……)」
ロープがゆるむってことですね!(…ジュプトル、処刑の場面見たことがあるのかな?)で、その瞬間、3匹で攻撃を繰り出して脱出する、と…
でも不安材料はあります。
「(もしみだれひっかきがロープにヒットしなかったら……)……(それよりももしヤミラミたちがみだれひっかきを使ってこなかったら?……。)」
どうでもいいけどヤミラミたち、心なしか全員ジュプトルの方向いてね?ジュプトルが油断ならないことわかってるのかな。
「 そ の 時 は ! オ レ た ち は お し ま い だ ッ ! ! 」
みだれひっかきスタートってぎゃああぁぁぁああぁぁ怖ぇえ!!怖ぇええぇぇ!!しゃきしゃきしゃきしゃきされてるーッ!!
ジュプトルはチャンスが来るまで耐えるんだ!って言いますがーーーーーーその前にやられちゃうよ!とヒコが叫んだ時…ロープに亀裂が!
「今だ!攻撃を繰り出すんだッ!!」 ってことで攻撃。そして脱出!!
「な 何ごとだ!?」とヨノワさんが叫んだ瞬間…
「それッ!!」とジュプトルが光の玉をヤミラミたちへ…!うろたえるな!すぐに元に戻る!とヨノワさんは言いますが…光が消える頃には3匹とも消えうせていて。
「ジュプトルめ!光の玉のフラッシュのみ利用してこの場から逃げたな!逃がすものか!行くぞ!」
と走り去って行きますが…… いやん。ヒコ・お嬢・ジュプトルは穴掘ってその場にいただけでした。うーん灯台下暗し。
(た……助かったのね……。しかしジュプトルは穴を掘るが使えるんだ……。色んな技を持ってるんだな。)とお嬢。うーん。確かに彼は多才だ。
「とりあえずはしのいだが……危険が去ったワケではない。早くここを脱出しよう。」
ということで処刑場を去っていきます。
「おい!こっちだ!出口まで一気に走るぞ! おい!もっと全力で走れ!」とジュプトル、「これでも全力なんだよ!いちいち命令しないでくれ!」とヒコ。
うーん、やっぱりこの2匹の掛け合い面白い。お嬢が黙ってるのがいいよねー(笑)
「それよりジュプトル!」
「何だ?」
「ここはもしかして……未来なの?」とヒコが聞けば、「そうだ。よくわかってるじゃないか。」とジュプトル…やっぱり未来なんですね。。
「オイラたち……元の世界に帰れるのかなあ……。」
「さあな。それより今は逃げることだ!捕まったら元の世界も何もない!もっと早く走れ!」
「ムリだよ!もう疲れたよ……はあはあ……。」
「もう少しだ!ホラッ出口が見えてきた!」
まず2匹とジュプトルじゃ足の長さからして違うしねぇ(笑)けど何だかんだで2匹を放っていかないアニキがいいよね。優しいよね(*´Д`)
そしてやっとのことで扉を出て、外に出ますが……
「わっ!こ…これはっ!!」
外の世界は黒の世界でした。…ヨノワールさんが言っていた暗黒の世界、そのものですね…。
「ここが……ここが未来の……世界なのか?……。岩とか浮いてて……随分不思議な所だけど……何か……真っ暗だし……風も吹いてない……。
ま まるで……全ての動きが……止まっているような……。」
「その通りだ。」とジュプトル。その反応に驚くヒコとお嬢、しかしそこへヤミラミたちの声が…!ひとまずここは逃げましょう。ホント全速力で逃げ出しましょう(汗)
ってことで次回へ続くー!
今回のまとめ漫画
【Chapter14.未来世界へ*後編】
疲れたよ、と漏らすヒコにジュプトルは「休んでるヒマはない!捕まったらおしまいだ!根性で走れ!」とぴしゃり。
しかしヒコが頑として「もう休む!」と言うと仕方ないなって…おぉ、優しいやないの。放っていくことも出来るのに一緒にいてくれるなんて優しいアニキ…
さすがジュプトルですよねVv
ってことで岩陰になっている所で休んでいくことに。少し休んだらすぐ出発するぞ、とジュプトルは言いますが…
「ちょ…ちょっと待ってくれ。処刑場から脱出する時は仕方なく協力したけど……でもその後もオマエと一緒に行くって約束したわけじゃない!
オマエみたいな悪い奴オイラは信用できないぞ。」
とヒコもぴしゃり。お嬢も不協和音ばかりな2匹に流石に心配そうです。ジュプはジュプでケンカ買います。
「フン!オレが悪いヤツで……あのヨノワールがいいヤツなのか?じゃあさっきのヨノワールの行動は何だ?オレと一緒にオマエたちまで消そうとしてたじゃないか!?」
ですよねー。
「ううっ……。でも……かといってオイラはジュプトルも……。」
そんなヒコの態度に、流石のジュプトルも「……どうも信用してもらうのは難しそうだな。」と…
「仲間は少しでも多いほうがいいと思ったが……信用がなければ一緒にいても仕方が無い。ここで別れるしかないだろう。オレは先を急ぐ。
オマエたちもなるべく早くここを出ることだな。 じゃあな。」
と去ろうとします。しかし今は暗く見通しも悪い。朝になるのを待ったほうがいいんじゃ?とヒコは提案しますが…
「それはムリだな。残念ながら朝は……朝は来ないんだ。」
驚くヒコとお嬢に、「この未来は暗黒の世界……。日が昇ることはなく したがって朝が来ることはない。ずっと暗いままだ。」と続けます。
どうして?と聞けば、「それは……星が停止しているからだ。」と…
星の停止といえば、以前ヨノワールさんが言ってたアレですね。…すでに未来で起こっていたことなのかー。
「オレの話を信用するかしないかどうかはオマエたちの自由だ。とにかくここからは早く出ることだ。 じゃあな。ヤミラミたちに捕まるんじゃないぞ。」
と、走り去っていったアニキ。あーりゃまー。
去っていったジュプトルを見送り、ヒコは何が何だかわかんなくなってきた…と。
「星の停止は時の歯車がなくなることで起きるんだったよな?だからオイラたちはジュプトルが時の歯車を盗むのを防ごうとした。そしてそれは成功したハズだよな?
取り返したときの歯車はユクシーたちが元の場所に戻すって言ってたし。
星の停止は防いだハズなんだ。でもそれなのに……どうして未来では 星が停止してるんだろう……。」
何を信用していいのかわからなくなってきたよ!と混乱気味。そこへまたウィイー!の杞咲ヤミラミの声が!
こうしてもいられないのでガルーラ像で準備をして、さっさと先へ進みます。
空間の洞窟の中へ…黒い壁かと思ったら、これ空間(?)なんですね。コイルやフワンテたちが浮いて近づいてくるもんだから通り抜けてるのかと思った。
10Fくらいまであがると、出口に出られました。
ヒコ、とてもお疲れです。大分ヤミラミたちを引き離したかな?と、ここで休憩をとることに。
「あっ!あそこに水がある!」と近づいていきますが…勿論、時の流れがとまっているので水の流れも水しぶきも止まったまま。
やっぱりジュプトルの言うとおり未来では時が止まっているっぽいですね。
「ヨノワールさんは何でオイラたちを連れ込んだんだろう……。あんなに親切だったヨノワールさんが……。オイラもう何を信じていいのかわかんないよ……。
せめて真実を解く手がかりがあればいいんだけど……。」
と言った所で、その方法があることに気づきます。
「時空の叫びだよ!お嬢の時空の叫びを使うんだよ!この水しぶきに触ってみてよ。そうすれば何か見えるかもしれないぜ!?」
(確かに……やってみる価値はある……。あの流れない水しぶきを触ることで……今わたしたちにおきていることが何なのか……わかるかもしれない。)
ってことで早速水しぶきに触れてはみますが…何も感じません。まぁ、お嬢の能力はいつでも使えるわけじゃないですからねぇ。
ということで早々に諦めて、先を急ぐことに。
暗闇の丘……何か暗い名前ばっかやなぁ。15Fまであがると頂上…かな?何処もかしこも暗いよー。走り抜けようとすると、下の方にキラキラと光るものが。
あの光は処刑場のものかもな……とヒコ。
そして、助けてくれたヨノワールさんや、色々なことを教えてくれたヨノワールさんのことを尊敬していたけれど、彼は自分たちを騙していたのかなあ…と。
改めて考え直します。…裏切られるって本当辛いですよね。
「こうなった今も……まだ信じられないよ……。オイラもう何を信じていいのか……頭の中がぐちゃぐちゃだよ……。」
そして、オイラたちはこれからどうすればいいんだろうな…と。
「何処まで逃げ続ければいいんだろう……。元の世界に帰れるのかなあ……。
ギルドの皆は……今頃どうしてるのかなぁ……。オイラたちがいなくなって心配してるのかなあ……。プクリンやペラップやビッパたち……皆元気にしてるのかなあ……。
ううっ……ギルドの皆に……会いたいよう……。」
完璧、泣き虫で弱虫なヒコが戻ってきちゃってます。でも仕方ないよなあ。私もこの立場だったら絶対泣く(;´Д`)
そしてお嬢はといえば、
(ヒコも大分参ってるみたいね……。ムリもない。これまで起きたことは……とても信じられないようなことばかりなんだから……。わたしだって……
不安でいっぱいだよ……。)
(でも……ここでくじけちゃ駄目よ。今頑張らないとヤミラミたちに捕まってしまう。何とかしてヒコを元気付けなきゃ。)
何このいい娘。゚(゚´Д`゚)゚。 お姉ちゃんやでぇ。自分も参ってるやろうに、パートナーを元気付けるなんて…!
しかし仕方ないとはいえ、ヒコがもし救助隊の時のパートナーだったら逃げようなんて言ってくれなかったかもしれないな(笑)
ちゃもはそういう子だったけど…。
(でもただの慰めじゃ塞ぎこむだけだし……こんな時は……そうよ。何か突破口があれば……。何か光が見えればそれに向かって頑張っていける。一つでいい。
何をするべきなのか考えるのよ。)
ここでまた選択肢。光か…今の状況で一つだけ、といえば……ジュプトルを追いかけることですよね。それをヒコに伝えます。
案の定どうして、と言われますが…まだ彼には聞きたいことがたくさんありますよね。
「……そっか……。元々ジュプトルはここからオイラたちの世界へ行ったんだもんな。ジュプトルならオイラたちの世界へ行く方法も知ってるはずだよな。
でも……ジュプトルは悪いやつだぜ!?アイツは……時の歯車を盗むためにオイラたちの世界に来たんだぜ?
そんなヤツのいうことなんか信用出来ないよ。お嬢はどうなんだ?お嬢はジュプトルのこと信用してるのか?」
今の状況ならば信用するしかありません…よなぁ。
個人的にはすごいいい男だから私は彼を信じますが(笑)しかしヒコにはあっさり信用出来ないって言われてもーたw
でも…ヨノワールさんは事実、お嬢たちを狙ってる。そうなれば、今頼れるのはジュプトルしかいないんですもんねー。少し考えた後……
「わかったよお嬢。ジュプトルを追いかけよう!ジュプトルに会って元の世界へ帰る方法を聞きだそう!」
元気を取り戻してくれました!
「行こう!お嬢!ジュプトルの後を追って!」ということで、先へ進もうとするお嬢にヒコは……
「お嬢 ありがとう。」
BGMのオルゴールがいいなぁ。雰囲気が…Vv
「オイラが元気ないから心配してくれたんだよな。お嬢だって不安なハズなのに……ゴメンな。一番大切な友達が近くにいるというのに……オイラは1匹で
悩んで……1匹でくじけそうになっちゃった……。
本当は1匹じゃないのにな。 オイラもう諦めないよ。お嬢が傍にいてくれるから勇気が出てくる。オイラはもう大丈夫だから……
だから頑張ろうな。お嬢。必ず一緒に……元の世界へ帰ろうな!」
OK、フラグビシビシたちっぱなし。主人公とパートナー万歳。主人公♂パートナー♂の場合もあるから「友達」としかしようがなかったんだろうけど
こりゃあ愛も生まれるってもんだ!(笑)
そして先へ進みます。ずっと一本道だったから、ジュプトルもこの先へ進んでいるはず。追いつきましょー!ってことで先へ。
中腹までくるとガルーラ像。…もしかしてこの先イベントあり…?
奥へ進むと……ジュプトルの方へ声が。「大分深くまで来たな。もう少しだ。」って何か見えますよ、何か隣に明らかに怪しい突起物がありますよ!
ここを抜ければ森に出られそうだ、ヤミラミたちが追ってくるからグズグズはしてられないぞ…と言いつつも、
「……そういえば……。あの2匹は無事なんだろうか……。ヤミラミたちに捕まったりしてないのかな……。いや!それより……今は自分の使命を優先させなくては!」
心配してくれる優しい子(*´∀`) って、まだ何か使命があるんですかジュプトルさん!
「犠牲を払ってでもやり遂げると誓ったではないか!行こう。」と、進もうとすると……
「オイ!マテ!」と片言が。
「むっ!誰だっ!?」
その突起物だと思う……。
「ワレノ ナワバリニ カッテニハイリ……ネムリヲ サマタゲタニモ カカワラズ……ソノママ タチサロウト イウノカ!」
と片言ですっごい読みにくいセリフ。「誰だ!オマエは!?」とジュプトルが叫べば、「ワレヲ オコラセタノダ。ソレナリノ ツグナイハ シテモラオウ。」と…
「何処にいるんだ!?隠れてないで出て来い!」
「……ワレガ カクレテルダト?ワレハ カクレテナド イナイ。ワレハ……ワレハ ココニイルッ! ワレノ ナハ ミカルゲ!」
Σ ミカルゲだーっ!!暗くて見えないけどミカルゲだーっ!!
「ワレノ ナワバリヲ オカスモノハ ユルサンッ!!」という声と、ジュプトルのぐああぁぁぁという断末魔と共に暗転……そしてヒコとお嬢にうつります。
封印の岩場・奥地。
最奥部まで向かうと…何か黄色いのと紫色のに覆われてるジュプトルが。何じゃありゃ?
駆け寄ろうとするヒコ・お嬢に、ジュプトルは来るな!敵がいる!と…何処に!?と叫べば、すぐ隣だ!ってやっぱりこの突起だったー!
「ヒッヒッヒッヒ!」て怖いから!
「ココニ アシヲ フミイレルモノハ……スベテ ユルサン!オマエタチモナ!」
誰だ!と問えば、やっぱり“我はミカルゲ!108個の魂が合体して産まれたものだ”って煩悩の固まりかよー。しかもバトルへ…。
強いぞっ!とか言われたけどそんなに(略)でもプレッシャーはウザいですね。
ウグァーとか叫んだ後、ミカルゲは要石(でしたよね?)になってどっかへ逃げちゃいました。何だったんだか……。
ジュプトルも苦戦したみたいですね。鼻の穴から潜り込んで体をのっとっられたってそれは怖い…。悪い奴だったんだなと言うヒコに、ジュプトルは
「ミカルゲは自分の縄張りが荒らされたんで怒っただけだ、本当は臆病なポケモンだったのだ」、と。
本来はとてもいいポケモンなのに…世界が闇に包まれているせいで心も歪む…未来にはそんなポケモンがほとんどなのだ。って。うーん…。
それは悲しいよね、というヒコに、ジュプトル驚き。「オマエたちはオレの言うことを信用するのか?」って…
「半分くらい」と言うとフン!信じられないのなら一緒にいられない!って……なーにこの子可愛いやん(愛)ヒコが慌てて呼び止めます。
もう何が何だかわからない。何を信用したらいいかわからない。だから、ジュプトルの情報がほしい…知っていることを聞かせてほしい、と。未来のことや…
何故ジュプトルが自分たちの世界へ来たのか?、ってことを。
ジュプトルはそんなヒコを挑発するかのように、「オレの言うことが全てデタラメだったらどうする?」と聞きますが…
「大丈夫。鵜呑みにはしない。自分で判断するよ。」
ときちんと答えることが出来ました。後々、この答えが重要な意味合いも持ってくるんですよね。や、私的にだけだけど。笑
「……………………。わかった。ついてこい。」
そんなヒコの返答に満足(?)したようで、ジュプトルもヒコとお嬢を伴い先へ進むことに…ってことで次の章へ続く。
今回のまとめ漫画
【Chapter15.星の停止の真実*前編】
もう15ですかー…。早いですねぇ。
とりあえず穴を探してそこに入り、話を始めることに。勿論話題は「未来で何故星の停止が起こったのか?」ということなのですが…
「星の停止が起きた原因……それは……オマエたちが住んでいた過去の世界で……ディアルガが司る……時限の塔が壊れたからだ。」
やっぱりディアルガかーい!でもヒコとお嬢はディアルガなんて勿論知りません。
「時間を操る伝説のポケモンだ。ディアルガは時限の塔で時を守っていた。しかし時限の塔が壊れたのをキッカケに……少しづつ時が壊れ始め……ついには
星の停止を迎えたのだ。」
そしてそのままディアルガは暴走してしまい、ほとんど意識もなく今となっては暗黒に支配されているとのこと…
「もはやあれをディアルガとは言えないだろう。全く別の存在……そう……『闇のディアルガ』というべき存在になっているのだ。」
って、闇のダークルギアみたいな言い方ですね(笑)カード出しとけカード。
「『闇のディアルガ』は感情を失ったまま……ただ歴史が変わるのを防ごうと働く。だからオレはディアルガに狙われているのだ。オレは歴史を変えるため……
つまり……星の停止を防ぐために……未来からオマエたちの世界へタイムスリップしたのだから。」
タイムスリップ…!何かよく聞く言葉ですね。
でもヒコは驚きですよね。自分たちがヨノワさんから聞かされていたことと全く逆なんですから…。ジュプトルは現に時の歯車を盗んでいましたしね。
でもそれを言うと、ジュプトルは「冗談じゃない!」と激昂。
「オレが時の歯車を集めていたのは……星の停止を防ぐのに必要だったからだ。時限の塔に時の歯車を納めれば……壊れかけた次元の塔も
元に戻る。また時の歯車を取ると確かにその地域の時間が停止するが……それも一時的なもので時限の塔に時の歯車を納めさえすれば……また元に戻るのだ。」
もう…全くもって逆だったってことですよね。5つ必要だったのはそのためだったんだなぁ。
「じゃあヨノワールさんが言ってたことは?……。ジュプトルは未来で指名手配中の悪者だったとか……ジュプトルが未来から逃げ延びるために……
過去の世界へやってきたとかの話は……全部デタラメだっていうの?」
「当たり前だ。ヨノワールは……このオレを捕らえるべく……『闇のディアルガ』が未来から送り込んだ……刺客だからな。」
あーあーあーあーあー……笑 そうですよね。そんな感じでしたもんね。
万が一ジュプの言うことが嘘だとしても、ヨノワールさんが刺客だって方が何かしっくりくる。勝手な言い分ですけど。笑。
「さっきも言ったように『闇のディアルガ』は……歴史を変えようとする者がいるとそれを防ごうと働く。だからオレがタイムスリップしたことを知ると……
ヨノワールを刺客として……その後を追わせたのだ。」
「オマエたちには信じられないだろうが……。」とジュプトルも気持ちは酌んでくれていますが…
「全然信じられないよ!だってあのヨノワールさんだよ!?確かに今のヨノワールさんは……よくわからないけど……。でも……オイラが尊敬してた……
あのヨノワールさんが……そんな……。やっぱり……信じられないよ……。」
そりゃあすぐには信じられませんよね。。。お嬢はお嬢で、
(確かに信じられないことだけど……この未来世界でこれまで起こったことを振り返ると……ジュプトルの言うことは筋が通っているし納得がいく。
そしてそれはヒコも……本当は心のどこかでわかっているのよ……。 わかっているからこそ受け入れたくないのよ……。でも……。)
と、ここで突然走り出すヒコ。うう、音楽が辛いよ〜…。
何処へ行く!?と声をかければ、「オイラヨノワールさんに会いに行く。ヨノワールさんに会って……ジュプトルが言ったことが本当かどうか確かめてくる。」と…
明らかに自殺行為です@@
ジュプトルもお前のかなう相手じゃない!と…
「じゃあ……オイラはどうすればいいんだ!?」
「どうすればいいだと!?さっきオマエは言っただろう!?自分で判断すると!何を信じていいかわからないからこそ……話を鵜呑みにせず……自分で考えると!」
…前回言いました重要な意味を持つってのはここだったりします。何気にここ、すごく印象に残りました。。
そして私がジュプトルに本格的に惚れた瞬間だったりします(笑)
鵜呑みにせず自分で判断するってことは簡単に言えることですけど、いざそれをするってすごく難しいんですよね。たいていは人のせいにしたり、どうすればいいんだと
他人に疑問をなげかける…そんな場面に向き合うたびきっとわたしはこのジュプトルの言葉を思い出すだろうなぁとか思います(´ω`)
そしてジュプトルは「苦しい時だからこそ気持ちを強く持つのだ。あとは自分たちで考えて行動してみろ。」と…どこかへと出かけようとします。
何処へ行くのか聞いてみれば、
「オレはまた星の停止を食い止めるために過去に行く。そしてそのために……セレビィを探す。」って
デターセレビィショック(笑) もうポケスペだけでいいってば!www
で、勿論ヒコとお嬢はセレビィも知りません。
「オレについてきてもいいし、ついてこなくてもいい。お前たちはお前たちで自分の道を決めろ。じゃあな。」と、走り去るジュプやん。
悩むヒコ、そしてお嬢は…
(わたしも何を信じていいのかわからない……。でも……一つはっきりいえるのは……この暗黒の未来世界では……星が停止してるってことよ。
そしてこの星の停止は……自分たちの世界で起こったことなのよ。だからそれを食い止めるためには……
過去に戻らなくちゃいけない!絶対に帰ろう!自分たちの世界へ!)
そんなお嬢の強い意志に、ヒコも勿論…
「お嬢……。うん……わかってる……。ジュプトルの……ジュプトルの言うとおりだよな……。こんな時だからこそ……気持ちを強く持たなくちゃ……。
オイラもう大丈夫だから……行こう。ジュプトルの後を追いかけよう。」
「お嬢。絶対に……絶対に帰ろうな!自分たちの世界へ!」
それでこそヒコ&お嬢の爆走珍道中まっさかり☆シーランドってものですよっ!
そして場面は変わってまたディアルガ&ヨノワールさん。
「ディアルガさま。あの者たちを捕らえる手はずは整っております。そして時が来たら……ディアルガさまのお力も必要になるかと……。」
グルルルルルルルと言ってます、ディアルガさま。「…………。かしこまりました。では予定通りに。」って、これで会話成り立ってんのやもんなぁ。どういう会話や。
そしてまたまたジュプトル&ヒコ&お嬢サイドへ。お嬢はまた、
(……! ……あ あれ?……。 ……何かな……。今の感覚は……。前にも感じたような……。)
と…うーん何かここ、あのベースキャンプした所に似てる気がしません?気のせいかなぁ。
ここは何処かといえば、「黒の森」というらしく…絶えず黒い霧がかかっているのでそう呼ばれており、そしてこの森の奥深くにセレビィがいるのだと。
で、セレビィってのは何かといえば、
「セレビィは伝説の時渡りポケモンであり……時間を超える力を使う。まあ……ちょっと変わった奴ではあるんだけど……。とにかくオレが過去に行けたのも
セレビィの力を借りたからなのだ。」
変わった奴なんだ(笑)それはともかく、セレビィに協力してもらえばヒコたちも過去へ帰れるってことですよね。しかし…
「ただし……セレビィはオレを過去に送ったポケモンだ。つまりセレビィもまた歴史を変えることに協力したことになる。」
ってことは……セレビィもヨノワールさんたちの標的になってるってことですかね。
「そうだ。セレビィもまた『闇のディアルガ』に狙われているのだ。グズグズしてはいられない。早く準備をしてセレビィを探しに行こう。」
ってことで準備をして先へ進みます。
ジュプトルは過去へ戻れば、また時の歯車を盗む。それがもし間違っていることだったら…やっぱりヒコはジュプトルを止める、とそれだけ伝えておいて。
ジュプトルはジュプトルで好きにしろ、と。
…何となくですが、ちょっとづつ息あってきたかな?でも仲悪しですけど(笑)まぁゆっくりゆっくりとですね!
「今大切なのはお互い無事にまた過去へ行けるかどうかだけだ。だったら今は……そのためだけに集中しろ。行くぞ。」
うーん何処までも渋い男だぜ。で、ここからジュプトルと一緒に旅をするってことかな?わーいわーい。強さはいかなるものなのでしょうかね。
お嬢はお嬢で(やっぱり…… やっぱり何か感じる……。)と。そしてそれはやっぱり、ベースキャンプについた時のあれと似てるんですよね。
どういうことなんでしょう…?
「おい!何やってるんだ!早くしろ!」
あの時はペラップに怒られたけど今度はジュプトルに怒られちゃいました。先へ進むと…… ガルーラ像の近くの木の陰に……ヤミラミがッ!!!
ウィイッ!って!わぁお場所バレてーら。しかも追って来た…。
それはそれとして気づいていないお嬢たちはそして黒の森へ。
うぉっ ジュプトルLV46!?高ぇ、さすがに……。こっちはまだLv37なんですけどね。ってことでここでジュプやんのセリフ集を集めてみた。暇人^^
「ガバイトには注意しろよ!」「ワタッコに注意しろよ!」「ムウマージに注意しろよ!」「風呂入れよ!」「傷が深いな…… 早く回復しないと……。」
「中々厳しい所だな……」「早くしろ!先を急ぐぞ!」「大丈夫だ。心配するな。」
…これくらいかなあ。技はリーフブレード・穴を掘る・すいとる・電光石火っぽい。
そして奥地へ。「ここに……セレビィがいるの?」とヒコが聞けば、
「そうだ。前に出会ったのもここらへんだった。『闇のディアルガ』にこの場所を知られていたら……セレビィはここからもう逃げ出しているだろうが……
まだ知られていないようであれば……セレビィはきっとまだここにいるに違いない。」
とのこと…そして「おーい!セレビィ!オレだ!ジュプトルだ!いるなら姿を現してくれ!」と呼びかけてみますが、返事がありません。
「…………出て…来ないね……。やっぱり……『闇のディアルガ』に襲われて……逃げちゃったのかな……。ま まさか……もうディアルガに……
捕まってたりしたら……。」と不安な声を出した所で…
「捕まるですって?」
まーた女言葉だ!(←注目する所が違う)
「わっ!どっからか声が!?…………。何も聞こえないな。さっきのは……気のせいだったのかな……。」
「ウフフッ!気のせいじゃないわ!わたしが捕まるですって?失礼ね!わたしが捕まるなんて……絶対ありえないわ!ウフフッ!」
ぅわわぁーーーーーーーー可愛い!!セレビィ!伝説に性別はなくとも女の子っぽい♪色違いだし!可愛いィィ!
「お久しぶりです。ジュプトルさん。」とジュプトルには礼儀正しいですねぇ。ジュプトルも「ああ 久しぶりだな。」と挨拶。
これがセレビィ!?というヒコにセレビィ怒ってます。
「ちょっとー キミねー。 わたしあなたにこれ呼ばわりされるスジあいはないんだけど……。」
「あ……ああ ゴメン。時間を超える力を使うって聞いてたから……何かものすごいポケモンを想像してたんだけど……。」
「失礼ね。見た目で判断するのはよくないわよ。でも……許してあげる。だってそれって……わたしが思いのほか可愛くて特別ってことでしょ?ウフフ!」
な……何てオチャメな子!!!!!!!! でら可愛いィィイイ(*´Д`)!!
「ま…まあ……。」とヒキ気味のヒコにお構いなしでジュプトルは「セレビィ。また力を貸してほしいんだ。」と。
「わかってます。こうやってまたジュプトルさんがやってきたってことは……過去の世界で失敗したから戻ってきたんでしょ?」
「うっ……まあ そうだが……。」
「しっかりしてくださいよね。わたしもうイヤですから。こんな暗い世界で生きていくのはもう。」
OK、セレビィとジュプトルのカップリングもイケる。(←煩悩だらけでごめんなさい。)
「悪いがムダグチ叩いてるヒマはないんだ。ヤミラミに追われている。早く行かないとここにも迷惑をかけてしまう。」
「ウフフ!大丈夫ですよ。心配しないで。わたしヤミラミが来たってどうってことないですから。それにもし星の停止をくい止めることが出来て……この暗黒の世界が
変わるなら……わたしも命を懸けて……ジュプトルさんに協力します。」
とセレビィはさらりと言いますが…後々このセリフも重要な意味を持ってきたり…。
それにしてもセレビィはいつでもすぐ逃げられる状態なのかな。この世界でのセレビィの位置づけがいまいちまだわかってなかったりします。
「それで……時の回廊は?」とジュプトルが聞きます。セレビィも「はい。近くにあります。この森を越えた高台の上に時の回廊はあります。」と言いますが…
時の回廊って何?
そんな杞咲の疑問はおいてけぼりでセレビィが3匹を案内することに。お嬢を見た瞬間、「あら?そっちのコは?……。」とセレビィが。
(な…何なの?……。)
「……………………。いえ。まさかね……。」
「どうかしたのか?セレビィ。」と聞くジュプトルにも、「ううん。何でもないです。では皆さん。行きましょう。時の回廊へ。」って…前のヨノワの件もあるから
わかったことがあったらすぐ言ってほしいんですけどね(笑)
まぁそれはそれとして次回へ続くー。
今回のまとめ漫画
【Chapter15.星の停止の真実*後編】
ここでやっと時の回廊ってのが何なのか?ってのをジュプトルに聞くことが出来ました。
「時の回廊はセレビィの時渡りに使われる回廊で……時空を超えることが出来る秘密の道だ。」とのことで。
小さな時渡りだったらセレビィだけでも出来るのですが、時代を大きく超えるような時渡りは時の回廊を使わないといけないらしく。…小さなと大きなってのは
何処から何処までなんでしょうねぇ。
それはともかく、その回廊を使えばヒコとお嬢も過去の世界に戻れるってことですね。
そんなこんなしてる間に時の回廊のある高台へ通じる道に到着し、いつものごとくガルーラ像準備をしてから先へ進むことになるのですが…
そんな中、セーブをして、セレビィに話しかけると……
「ねえねえキミ。ちょっと内緒の話なんだけど……ジュプトルさんって実は凄くせっかちなの知ってた?急ぐのはわかるんだけどもうちょっとゆっくりしてくれた方が……
わたしも嬉しいんだけどなあ……。出来るだけ長い時間一緒にいたいし……。」
「あ……あっ! そういう意味じゃないからね!わたし特に何も思ってないからね!」
OK、セレビィ→ジュプトルを確認しました隊長。 冬コミはジュプセレ本で決まりですね!!^^^^^^^^
やっぱこのセレビィは女の子やな!Vvとウハウハしつつ森の高台へ。あら、セレビィまでパーティに入ってくれてる!
「この森は暗い所ばかりでホント イヤだわ。」「ウフフッ!わたしは簡単にはやられないわよ!」「ちょっと辛いかな……。」「少し疲れてるけどまだまだ大丈夫よ。」
って可愛いなぁ。
最奥へ進むと、セレビィが「あっ!見えてきました!あそこです!」と…確かに何かあります。
「あれが……時の回廊なの?」
「そうだ。あれが時の回廊だ。あそこを通ってオレは過去に行ったんだ。時の回廊の扉を開けられるのはセレビィだけだ。さっそく扉を開けてくれ。」
「はい。」と、セレビィが向かおうとすると……
待てッ!と声が。 ま、まさか……
「オマエたち。久しぶりだな。」ってヨノワールさん!時の回廊側にいるし!先回りされてたーっ!!
「大分逃げ回ったようだが……残念ながら……もうおしまいだ。」
ウイイー!なショッカーヤミラミ郡も一緒です。
「フン。そういうことかヨノワール。オレたちをわざと泳がせて……セレビィまで捕らえたかったってことか……。」
つまりずっと後をつけられてたってことですね。ヤミラミが黒の森入り口で3匹を見つけたときからずっと一緒にいたのか?ストーカーかよ!
「フン。こんなことになるとはな。悪いな。セレビィ。」
「あら?謝るなんてジュプトルさんらしくないですよ。それにわたしが捕まると思います?ウフフ!」
なジュプセレ、すごいいいなあ。戦場で多くの敵に囲まれた戦士夫婦みたい。
「オマエたち!戦う準備は出来てるか!」強行突破するぞ!とのことで!よっしゃ戦わせろや!(…)
勝てると思っているのか?と聞くヨノワール。やってみなきゃわからない!なジュプトルに、ヨノワさんは「ジュプトル。ここに来たのは私だけだと思ってるのか?」
「な 何っ!」
「ディアルガさま。」
辺りが急に真っ暗になり、上の画面に真っ赤な目が現れ、そしてディアルガの咆哮……まさしく時の咆哮ってか。全然上手くねぇよ!
こ、怖い……闇のディアルガ……ってか色違い……?
流石のジュプトルもディアルガを前にするとすくんでしまうようで、「どうした?ジュプトル。さっきの威勢の良さは?」とヨノワに言われても…
「…………。ううっ もはや……ここまでか……。」
!! ヨノワールだけならともかく、ディアルガが相手ではかなわない…って…ジュプトルらしくない!;;
「降参だ。ヨノワール。好きにしろ。」と諦めの早いジュプに、「どうしたジュプトル。オマエにしてはやけに諦めが早いな。」とヨノワさん。
「まあな。確かにオレは諦めたが……しかし……まだ希望はある。 セレビィも知ってると思うが……。あの時……星の停止を食い止めるため過去に行ったのは……
オレだけじゃない。もう一人いる。」
!!! ま、まさか
「オレには相棒がいた。オレはそいつと一緒に過去へ向かったのだ。ただ時の回廊を通っている時にトラブルがあり……オレたちは互いにはぐれてしまったのだ。
アイツはまだ過去の世界にいるはずだ。だから例えオレがいなくなっても……アイツがきっとオレの代わりに使命を……
星の停止を食い止めてくれるに違いない。」
それを聞き、「………………。フフッ フフフフフ……。」と笑うヨノワさん。ああぁぁぁ…
「……な 何がおかしい?」
「フッ オマエのほかにも過去に行ったヤツがいるというが……ちなみにそいつの名前は?ソイツの名前を言ってみろ。」
「聞いてどうするんだ?」
「何だ。言えぬのか。」
「そんなことはない。名前はお嬢。オレの親友だ。」
ごめん!本当ごめん!色々と煩悩のまま
名前つけちゃってゴメン!
てかこんなことになると思わなかったんだよ
ーーーー!!(ジャンピング土下座)
勿論それを聞きお嬢も驚き、ヒコもおっどろきーです。
「何だってっ!?ジュプトル!お嬢だってっ!?ここにいるのがお嬢だよ!?」
「何だって!?オマエが……お嬢だと?」
ホントごめん!煩悩のまま名前つけちゃってごめん!(二回目)
某さまにも「ここ凪さんどうするんだろうって思った」って心配されてました。 本当どうするんだろうわたし。
「…………いや。違う。オレの知ってるお嬢はポケモンじゃない。オレの知ってるお嬢は……人間なんだ。」
あぁ、どんどん墓穴(?)を……
「ワハハハハハハハハッ!その通りッ! ジュプトルよ!そこにいるのはお嬢に間違いない!ソイツは元々人間だったのだ!」
「な 何だとッ!?」
「ディアルガさまが私に与えた使命……それは過去にいったジュプトルとお嬢を消すことだった。そしてオマエたち2匹を追ってタイムスリップしたのだ。
過去に行ったわたしは情報を集めながらオマエたちを探していた……。」
初めて出会った時は何も感じなかったけれど、お嬢の時空の叫びのことを聞いてからヨノワさんはまさかと思ったんですね。
そして記憶を亡くし、元々は人間だったことを知った。そして確信した。お嬢という名前を聞き、彼女こそ未来からジュプトルと一緒に逃げ出してきた者だと…
それで……あの時笑ったんですね。
「お嬢が記憶を失い……ポケモンになってしまったのは……おそらくタイムスリップ中の事故か何かでそうなったのだろう。とにかくお嬢が記憶を失ったのは
ラッキーだったよ。
私を見てもわからないワケだからな。コイツらはこのまま信用させておけば……いつでも未来へ連れて行ける。」
しかし敵のくせにお嬢お嬢て滑稽ですね(…) やっぱり騙すためにああいう態度をしていたのですね。
「あとはジュプトル。キサマさえ何とかすればよかったのだ。」って…うぅ、こいつ鬼畜やでぇ。お嬢も初めて知らされる真実に混乱しています。
(わたしは未来の人間だった?……。しかもジュプトルの相棒として星の停止を食い止めるために……ヒコがいる世界へやってきたって?……。)
「ジュプトルとお嬢。2匹は今ここにいる……。オマエたちを倒せば全てが終わる。ジュプトル。オマエのはかない希望も含めて……全てがなッ!
ワハハハハハハハハハハハハッ!」
究極の悪人はこっちですね…本当。そんなヨノワの姿に、流石のヒコも「うう……ヨノワールさん……。いや……ヨノワール!」と。
「消えるが良い!これがオマエたちの……最後だッ!」
ヤミラミが迫ってきます…!
「ううっ……お嬢!ジュプトル!諦めちゃ駄目だ!」と叫ぶヒコに、「くっ……諦めるなというが……この状況をどうするというのだ!?」とジュプトル。
「だから何か考えなきゃ! そ そうだ!セレビィ!時渡りで時の回廊に飛び込むことは出来る!?」と提案しますが、
「ディアルガがいるから難しいわ。ディアルガは時間ポケモン……時渡りを使ってもすぐに破られてしまうわ。」て…ああ、やっぱりディアルガのが力強いんだ。
ってことはやっぱりセレビィは時の回廊なくしては他の時代に行けなくなってるのかな?
それはそれとして、「ちょっとだけでも十分だよ!お願い!」ってことでセレビィに時渡りを頼みます。
「かかれぇーーーーーーーーーーーーーッ!!」というヨノワの声と同時に、「時渡りッ!」と…4匹の姿が消えました。
「き 消えたっ!? ディアルガさまッ!」
ディアルガの金剛石(?)が輝き、時が割れる…そして、セレビィたちの姿が明らかに。時の回廊の目の前にいます!
「そこかッ!」
「時の回廊までもう少しだったのに!」
「今飛び込めば間に合うわ!さあ!時の回廊に早くっ!」
「セ セレビィは!?」
「わたしなら大丈夫!絶対に捕まらないって言ったでしょ!?必ず星の停止を……歴史を変えてね!」
「すまない!」
「ありがとう!」
そんな4匹を「逃がすかっ!」とヨノワールが捕まえようとしますが……セレビィは何か電撃みたいなものに包まれてしまいました。
流石のヨノワもこうなってしまっては手出しできない様子。
これからどうなってしまうのか、ヒコたちはちゃんと戻れるのか…次回へ続く!
今回のまとめ漫画